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注文住宅を建てるうえで、どの部分に気をつけて設計すべきか、家づくりの先輩達による失敗事例を集めました。
新築の施工事例を見て、「自分の家もあんな風に!」と家づくりに対してたくさんの希望がありますよね。しかし、注文住宅となると完成するまでイメージでしかなく、実際に使ってみないとわからない部分があります。
こちらでは、家づくりを終えて新居での生活をスタートさせた先輩達が後悔している失敗事例をまとめました。
フローリングは失敗
予算の兼ね合いもあり、1階の床だけ無垢材を使用し、2階は複合フローリングにしました。結果、冬になると2階が異常に冷たく、2階に上がるのが億劫に感じます…。こんなことになるなら、他のこだわりを削ってでも2階も無垢材にすれば良かったと後悔。(40代・女性)
開閉のスペースをとる
ドアは引き戸も視野に
ドアの開閉はスペースをとるので、限られた空間を有効活用するには引き戸にしたほうが良かったかもしれません。(40代・男性)
収納スペースは収納物を考えて設計を
システム収納をつくりましたが、スペースと収納物のサイズが合わないという事態に陥っています。収納スペースは、あらかじめ収納する物を考えて設計すべきですね。(30代・女性)
お風呂場は
水栓タイプにしたほうが
お風呂場は、お湯と水の温度を別々で調整する水栓タイプにしませんでした。そのため、お湯と水を交互に使う時は、それぞれ温度を切り替えるという手間が発生…。(40代・男性)
洗面所は利便性を
重視して
カフェにあるような手洗い場に憧れて、丸い陶器の洗面ボウルを取り入れました。最初で気づけば良かったのですが、手を洗うたびに周りがビショビショ!毎日使うところなので、見た目以上に利便性を考えるべきでした。(30代・女性)
洗面下の収納部分を
扉式ではなく
洗面下の収納部分、引き出し式にすれば良かったです。扉式にしたものだから、ちくいち屈まないと物が取り出せません。(30代・女性)
シンクが大きすぎて
掃除の手間がかかる
キッチンのシンクは90cm幅の大きめなサイズに設計したんですよ。ただ、食器洗い乾燥機もついているので、シンクが広くなくても問題なかったことに後から気づきました…。無駄に掃除する手間が増えただけで、毎日が大変です。(40代・女性)
レンジフードの音が
意外にうるさかった
レンジフードは標準的な製品にしましたが、いざ使ってみると騒音がすごかった!こんなことなら、少し高くても静かなレンジフードを選べば良かったな…。(30代・女性)
シンクの蛇口は
掃除のしやすさも考えて
広めのシンクにして、掃除しやすいようヘッドが伸びる水栓にしました。ただ、長さが足りず、掃除のときに一番遠い場所に水が届かないのは誤算。ショールームでチェックしておくべきでした。(30代・女性)
夢のあふれる家づくりだったからこそ、失敗してしまった時の後悔は大きいもの。先輩達と同じ轍を踏まないためにも、親身になってアドバイスしてくれる工務店を選ぶことが大切です。
自由設計で最大限の要望を叶えてもらい、譲歩すべき部分を確認しながら、素敵な家づくりをしましょう。