秩父で注文住宅を任せたいおすすめの工務店3選 » 徹底リサーチ!秩父に住む前のチェックポイント » 秩父市で受けられる子育て支援の助成金

公開日: |更新日:

秩父市で受けられる子育て支援の助成金

埼玉県秩父市で受けられる子育てに関する助成金や支援制度を調査してまとめました。秩父市には、児童手当や医療費助成以外にも市特有の子育て支援制度が盛りだくさん。ここでは、子育てに関わる支援制度を紹介しています。

子育て支援に関する助成金

子育ては「産んで終わり」ではありません。どんなに夫婦で頑張っても、家計のやりくりで頭を悩ませる方も少なくないでしょう。秩父市では0歳から学生になるまでの多くの子育て支援があります。ここでは、秩父市の子育て支援について、助成金からまとめています。

乳児おむつ購入費助成

市が指定した期間に産まれた乳児を対象に1人あたり10,000円を上限に助成金が支給されます。対象商品は、おむつカバー・布おむつや紙おむつ。「市内のお店で購入したもの」と条件が付きますので、購入時には注意が必要です。2022年2月時点で秩父市のサイトで確認ができませんでした。直接市町村へお問い合わせください。

紙おむつ用ごみ袋配布

2017年4月より、少子高齢化対策として、秩父市は使用済み紙おむつの廃棄用のごみ袋を配布しています。配布対象者は3歳までの乳幼児・在宅介護中の要介護者で市より支給された紙おむつを使用している方・身体障害者手帳所持者です。1名あたり「可燃・中サイズ」のごみ袋を1年間60枚以内、1ヶ月だと5枚のごみ袋と指定はありますが、配布されます。使用済み紙おむつの量はとてもカサが高いのでごみ袋代だけでもバカになりません。この制度はありがたいですね。

誕生祝い品事業

新たに秩父市の住民となったお子様にお誕生日お祝いとして秩父市原産の木でできた地産地消おもちゃをプレゼントしています。プレゼントは市が行っている10か月児健康診断を受けるタイミングで渡されます。国産の木のぬくもりが子どもの成長を家族と一緒に見守ってくれることでしょう。

児童扶養手当

ひとり親家庭を対象に児童扶養手当の支給を行っています。支給金額は対象児童の人数や親の所得により異なります。シングルマザーやシングルファザーにとって、現金が給付されることになる児童扶養手当は、心強いものです。

ひとり親家庭等医療費

ひとり親家庭を対象にひとり親家庭等医療費を支給しています。ひとり親家庭の親または子が医療機関を受診した際に支払う保険適用内の医療費の一部を支給するものです。予想外の出費となる医療費の助成はありがたいですね。

パパ・ママ応援ショップ子育て家庭優待制度

高校生以下のお子様がいる子育て中家庭、妊娠中の妊婦さんのいるこれから子育ての準備が始まる家庭の家計の負担を抑え、子育て応援するために、秩父市内の協賛店のサービスを受けることができます。対象店舗やサービス内容については秩父市に直接お問合せください。

子育てサロン・ぴよぴよ

0歳児からの未就学児とその保護者を対象にサロンが開催されています。場所は秩父市内にある「原谷公民館」です。子供の世界を広げたい、ママ友を増やしたい、子育ての相談がしたいなど、それぞれが色々なきっかけ・理由で利用されています。構えすぎず気楽に参加できるサロンになっているそうなので、子育てに不安を抱えているときには、相談できる場所が用意されていると言えます。

料金:無料でご利用可能です。

子育てサロン ぴよぴよ(0歳児対象):第1・第3金/13:00~16:00

子育てサロン:月・火/13:00~16:00、水/9:00~12:00

お問い合わせ先

原谷公民館

住所:埼玉県秩父市大野原2991

電話番号:0494-22-0658

参照元:秩父市公式ホームページ・子育てサロン

児童手当・特例給付

0歳児から15歳の年度末まで(中学校修了前まで)のお子様を対象に児童手当・特例給付を行っています。支給金額は年齢により1ヵ月あたり15,000円・10,000円・5,000円と異なります。また、保護者の所得制限などの条件もあるので、給付を希望される方は、対象となる条件を確認しておくようにしましょう。

詳しく知りたい方は、秩父市役所の公式サイトをチェックしてみてください。

支給されるための条件

支給要件として3つの条件が用意されています。

まずは受給者が秩父市にて住民登録を行っていること。

そして中学校修了・15歳に到達した日以降、最初の3月31日までの児童を教育していること。ちなみに具体的には養育者が父母であれば監督・保護(監護)するなど生計が同じであること、養育者が父母でない場合、監督・保護(監護)して生計を維持していることが条件となっています。

他にも児童が留学中の場合以外国内に居住していること、支給対象となる児童が日本国内に住所を有していること。児童養護施設等に入所、あるいは里親に委託されている児童に関しては施設設置者、あるいは里親に支給すること。離婚、または離婚協議中で既に父母が別居している場合、児童と同居する親に支給すること、父母が支給要件を満たしていない場合には未成年後見人や父母が指定する者が手当てを支給することが定められています。これらの条件はいずれか1つではなく、3つすべて満たす必要がある点に気を付けましょう。

参照元:秩父市公式ホームページ・児童手当

手続き方法

市区町村の窓口、公務員の場合は勤務先に認定請求書を提出し、市区町村の認定を受けることで児童手当を受ける権利が発生します。ちなみに出生や転入、あるいは災害等のやむを得ない事情によって認定請求ができなかった場合、やむを得ない理由が終了した後の15日以内に認定請求することで支給されます。これらが認められることで、認定請求した日の属する月の翌月分から支給されます。

参照元:秩父市公式ホームページ・児童手当

手続きする際必要になるもの

健康保険被保険者証の写し等、請求者の銀行の口座番号が確認できるものや、養育する児童と別居・離婚協議中の別居・未成年後見人・父母指定者・児童養育施設入所等の場合に関しては必要に応じて提出する書類が異なります。1月1日現在の住所地が秩父市になかった場合、前年1月1日~12月31日の所得を当該市区町村が発行する証明書も必要になります。注意点として、1月~5月の手当の認定請求の際、秩父市に住所がなかった場合には前々年1月1日~12月31日の所得について、当該市区町村が発行する証明書が必要になります。また、証明すべき事実がマイナンバーによる情報連携等、市町村長が確認できる場合には省略可能です。継続して秩父市に住所がある場合に関しては還俗として自動で当てよう所得証明書の提出は不要です。添付書類に関しても認定請求後に提出可能なものもありますので、不明な点は子どもか、あるいは総合支所市民福祉課にて確認しましょう。

参照元:秩父市公式ホームページ・児童手当

こども医療費

0歳児から15歳の年度末まで(中学校修了前まで)のお子様を対象にこども医療費が支給されます。お子様が医療機関を受診した際に支払う保険適用内の医療費の自己負担分を支給するものです。医療費は予想以上に高いことが多いのでこの制度は本当に助かりますね。

助成の対象費用

保険診療にかかる一部負担金が助成の対象です。一部負担とは、総医療費の2割か3割となります。保険適用とされている治療用装具等も対象です。ただし、保険適用外の医療費や交通事故等の第三者行為による傷病、学校や保健所にて負った怪我で日本スポーツ振興センター災害共済給付が適用される医療費に関しては助成対象外です。

参照元:秩父市公式ホームページ・こども医療費

子育て支援学校給食費助成金

給食費用の助成制度です。小学生:12,000円/人・中学生:14,400円/人の助成を行います。この助成を受けるためには「市内に住所があること」・「市内の小中学校に在籍していること」が条件。子供の健康に関わる部分もきっちり対応してもらえるのは嬉しいですね。

多子世帯保育料軽減事業

市内在住の0~2歳の児童で保育園(所)や認定こども園、事業所に通う第3子以降の児童が対象となり、保育料が全額助成されます。「2歳児」とはその年の4月1日時点での年齢をさしますので誕生日によって対象から外れる場合もありますので注意が必要です。それでも「子だくさん希望」の家庭の希望になりますね。

通学助成事業

秩父市内在住でも遠距離からの通学となってしまう小・中学生を対象に通学の際に使用する公共交通機関の乗車券の定期を助成しています。「遠距離」の対象者は秩父市の規定に準じますので手続き方法も含めて直接秩父市にお問い合わせください。

3:パパ・ママ応援ショップ優待カード

子育て家庭優待制度として、埼玉県と秩父市が試みている制度です。中学修了までのお子さんがいる家庭を対象に、県内のさまざまなショップで優待特典が受けられます。2016年4月からは全国各地の協賛店でも利用できるようになりました。

優待カードは各市町村の取り扱い窓口で受け取れることになっていて、秩父市ではこども課や各保健センターで配布しています。

高校生の鉄道通学定期券の購入費助成

秩父市内在住の高校生と専門学校生を対象に通学の際に使用する公共交通機関の乗車券の定期購入費用の一部を助成しています。ただし、定期券の種類によっては対象外となってしまうものもありますので、購入前にどの種類の定期が対象となるかを秩父市に直接お問い合わせください。

奨学金制度

高校や専門学校、大学、他学校の在学生ならびに入学決定者に月額10,000~50,000円の範囲で貸し付けます。もちろん無利子です。無利子といっても「貸し付け」ですので、「きちんと返済する」ことを念頭にいれて制度を受けるようにしましょう。

入学準備金制度

大学の入学が決定した保護者への入学準備金の貸し付け制度です。100万円を上限として無利子の貸し付けとなります。無利子といっても「貸し付け」ですので、「きちんと返済する」ことを念頭にいれて制度を受けるようにしましょう。

子育て支援に関する制度

秩父市では子育て支援に関してさまざまな制度を用意しています。実際にどのような制度が用意されているのか、ご紹介しましょう。

子育ての悩み相談(子育て支援センター)

どうすればよいのか分からないこと、困ったこと、誰に相談すればよいのか分からないことなど、子育てに悩みはつきものです。そのような時に相談できる場所として、秩父市では数か所、子育て支援センターを用意しています。いずれも無料での利用が可能となっていますので子育てで悩んでいるときには、お近くの子育て支援センターを頼ってみてはいかがでしょうか。

秩父市子育て支援センター(下郷児童館内)

参照元:秩父市公式ホームページ・子育ての悩み相談 (子育て支援センター)

くわの実保育園子育て支援センター(くわの実保育園内)

参照元:秩父市公式ホームページ・子育ての悩み相談 (子育て支援センター)

かみたのこども園地域子育て支援センター(かみたのこども園内)

参照元:秩父市公式ホームページ・子育ての悩み相談 (子育て支援センター)

つどいの広場はっぴー(秩父こども園内)

参照元:秩父市公式ホームページ・子育ての悩み相談 (子育て支援センター)

秩父ファミリー・サポート・センター

秩父市において子育てを応援するためのサポートセンターです。育児の援助を求めている人と、支援できるボランティア会員組織をつなぐための組織で、保育所の送迎や買い物時に子供を預かったり、ちょっとした手助けをしてもらいたいときに利用できるサポートです。主な活動事例としては保育施設の時間外や学校の放課後、子どもを預かったり、保育施設に子どもを送迎したり、保護者が病気や急用の時に子どもを預かったりなどです。「ちょっと手助けしてもらいたい」「少しだけでよいので面倒を見て欲しい」といった需要に応えるためのものです。

会員になれる人

秩父市に住んでいることが条件です。援助を受けたい依頼会員は生後6カ月から小学6年生までの子育て中の方、育児の援助を行う協力会員は子育てに関して意欲や理解のある18歳以上の方で、サポートセンターが開催する講習会を修了した方となります。

利用料金と利用できる時間

8時から19時を「基本時間」と定めており、平日の基本時間は1時間600円、土日祝日は1時間700円。基本時間外は100円増しとなって月曜日から金曜日は1時間700円、土日祝日は1時間800円となっています。兄弟や姉妹で預ける場合、二人目は半額となるのですが年齢の離れた兄弟や姉妹の場合、一緒に預けられない場合があるので詳しくは直接秩父市に問い合わせてみると良いでしょう。対象児童の年齢は生後6か月から小学6年まで。育児援助を行いたい会員に関してはファミリー・サポート・センター補償保険に一括して加入することになります。

※基本時間外は100円増し

お問い合わせ先

秩父ファミリー・サポート・センター(秩父市シルバー人材センター内)

参照元:秩父市公式ホームページ・秩父ファミリー・サポート・センター

秩父ファミリー・サポート・センター「病後児預かり保育」

地域の子育て支援支援の一環で、育児の援助をしてほしい人と支援できる人をつなぐ秩父ファミリー・サポート・センターのサービスの一環で、病後の児童の預かりサービスです。利用料の3分の1を秩父市が補助することで、秩父市として子育てを支援したいと考えています。

対象となる人

生後6か月から小学校6年生の病気の回復期のお子様の保護者を対象にしています。

利用料金

月曜日から金曜日と土日祝日で利用料金が異なります。また、8:00~19:00を基本時間と定めており、基本時間外の場合は割増料金となります。秩父市に住民登録のある方が利用する場合には利用料の一部を秩父市が補助しますので、利用する場合は秩父ファミリー・サポート・センターまで問い合わせてみると良いでしょう。

月~金:900円/1時間(基本時間外1時間1,050円)

土・日・祝祭日:1,050円/1時間(基本時間外1時間1,200円)

お問い合わせ先

秩父ファミリー・サポート・センター(秩父市シルバー人材センター内)

参照元:秩父市公式ホームページ・秩父ファミリー・サポート・センター「病後児預かり保育」

秩父市緊急サポート・センター

ファミリーサポートセンター事業では対応できない緊急の預かりや宿泊を伴う預かりを行っています。急に子どもを預かってもらいたい場合や、病児の預かりを希望する保護者と、サポート会員が手助けする相互援助活動です。平成30年10月に開始されたサービスで、利用するためには会員登録の後、緊急サポートセンター埼玉に連絡します。

利用可能日と預かり場所

年末年始を除く日(ただし、サポート会員の対応可能な時間帯に限ります)、利用会員宅、サポート会員宅等

利用料金

8:00~19:00、19:00~8:00、18:00~翌日9:00の3つの区分が用意されています。預かりを終えた後、利用会員からサポート会員に直接支払います。育児預かり以外で兄弟・姉妹等複数の子どもを預ける場合、2人目からは半額となっています。交通費は別途実費精算、食費やミルク、オムツ等の必要な物も利用会員の負担となります。

8:00~19:00 900円/1時間

19:00~8:00 1100円/1時間

18:00~翌9:00 10,000円/宿泊

お問い合わせ先

NPO法人病児保育を作る会 緊急サポートセンター埼玉

住所:川口市東川口4-2-20 プロミネンス2 102

電話番号:048-297-2903

参照元:秩父市公式ホームページ・秩父市緊急サポート・センター

秩父ファミリー・サポート・センター「産前産後・サポート・センター」

平成20年に開設された産前産後サポートセンターでは、地域の子育て応援の一環として、育児の援助をしてもらいたい人、支援できる人をつなぐボランディア組織をマッチングさせることで、調理や洗濯、掃除といった日常的な家事の援助、授乳やおむつ交換といった子育てやその他にも育児のために必要な援助を受けられるサービスです。産前産後の子育ての悩みや援助を求めている方が気軽に利用できるサービスとして提供されています。

対象となる人

妊娠中、または出産後6カ月未満の方で、子供を自宅で養育している方、母子健康手帳の交付を受けた方を対象にしたものです。

利用料金

月曜日から金曜日と土日祝日の利用料金が異なります。8:00~19:00を基本時間と定めており、基本時間外の利用は1時間につき100円の割増料金となっています。双子の場合、2人目以降は半額での利用が可能です。また、育児の援助を行いたい開院は子育て相互援助活動補償保険に一括で加入します。

※基本時間外は100円増し

お問い合わせ先

産前産後・サポート・センター(秩父市シルバー人材センター内)

参照元:秩父市公式ホームページ・産前産後サポート・センター

児童館

地域の子供たちの遊び場として提供されている施設です。遊びや他の子どもたちとのかかわりを通して心身共に健康に育ってもらいたいとの思いだけではなく、その保護者の交流スペースとしても役立ててもらいたいと考えられています。

利用できる人と利用方法と利用料金

乳幼児から18歳未満の児童の利用が可能ですが、未就学児に関しては保護者同伴での来館となります。また、団体利用は事前に許可が必要です。初めて利用する場合に利用表の記入が求められますが利用料は無料です。利用時間は第1・第3金曜日の13時~16時となっています。祝日が利用できない点、公民館の行事によって解説日時が変更になることもあるので、利用の際はスケジュールを確認することをおすすめします。

中村児童館

乳幼児・児童:8時30分~17時15分(12時~13時休館)

住所:秩父市中村町2丁目10番14号

電話:0494-22-0713

下郷児童館

乳幼児・児童:8時30分~17時15分(12時~13時休館)

住所:秩父市阿保町9-28

電話:0494-24-1700

参照元:秩父市公式ホームページ・児童館の紹介

不妊治療に関する助成金

予想に反して高額な費用と長い期間がついて回ることが多い不妊治療ですので少しでも負担が軽減できるようにと秩父市では不妊治療に関する助成も積極的に行っています。

早期不妊検査費助成事業

夫婦ともに、または夫婦のどちらかが市内在住であること。そして不妊治療開始時の妻側の年齢43歳未満であることの条件がそろった場合、不妊治療の検査費用を2万円まで助成しています。住所と妻側の年齢のどちらも条件を満たさなければ助成金は受け取れないため、早めの申請を心がけましょう。

早期不妊治療費助成事業

夫婦ともに、または夫婦のどちらかが市内在住であること。そして不妊治療開始時の妻側の年齢35歳未満であることの条件がそろった場合、不妊治療の治療費用を10万円まで助成しています。住所と妻側の年齢のどちらも条件を満たすことで、助成金は受け取れるようになるのです。